手摘み　対馬紅茶 30g　(茶葉)

長崎県対馬の手摘み紅茶です。日経プラス1の「世界に誇れる国産紅茶ランキング(2023年)」で2位に選ばれた和紅茶です。

バラや蘭のような花の香りを感じます。一般的な機械で刈り取られるお茶とは違い、茶葉の芯を中心に、一番美味しい部分だけを手摘みする、贅沢なお茶です。

茶葉を細かく裁断せず、葉のままで丁寧に加工しています。茶葉は細かく裁断されると、その断面から渋味や苦味が出やすいです。葉のそのままの状態では渋味、苦味が出づらく、紅茶が本来持つ香りを、しっかりと抽出することが出来ます。

華やかで、厚みのある香りは、花のブーケのようです。飲んでいる時、飲んだ後も、バラのような香りが続きます。当店でも取り扱う、大石農園さんの焙じ紅茶より、手摘み紅茶の方が、更に香りが良いです。

つしま大石農園さんのお茶は無農薬です。開園当初から農薬を使ったことがないという、一貫した無農薬栽培の茶農家です。雑草や害虫の対処に、かなり手間がかかるそうです。ちなみに、生産者の「つしま大石農園」さんは、島で唯一の茶農家です。

知り合いの台湾の茶商から、お茶と無農薬栽培はあまり相性が良くないと聞いたことがあります。無農薬でお茶を栽培すると、大変手間がかかる割に、香りの良いお茶を作ることは難しいそうです。

私の経験上でも、台湾で飲んだいくつかの無農薬栽培のお茶は、それほど香りが良くありませんでした。しかし、大石さんのお茶は味、香りともに抜群に良いです。海に囲まれた対馬の土壌が良いこと、それに大石さんのお茶作りへの情熱がなせることだと思います。

ダージリンなど、香りが良いインド紅茶が好きな方にも、飲んでほしいです。和紅茶のイメージを変えてくれる紅茶です。

飲み方はストレートで、紅茶の華やかな香りを楽しんでください。夏場の暑い時期は、水出し冷茶がおすすめです。冷たい温度でお茶を淹れると、茶葉の香りが一層際立ちます。

生産者：　つしま大石農園　(長崎県対馬市)

種類：　　紅茶

品種：　　べにふうき

内容量：　30g

賞味期限：2026年3月

飲み方：　

<温茶>一煎目95℃のお湯で3分程度。二煎目以降1分ずつ。2.5gの茶葉に150mlのお湯が目安です。

<冷茶>茶葉3gに対し、水300mlが目安です。少し濃いめがお好みの方には、茶葉3gに対し水200mlがおすすめです。

常温で2時間、冷蔵庫に入れて3～4時間。冷蔵庫の場合、お茶の渋味が出づらいので、茶葉を7～8時間入れたままでも大丈夫です。晩のうちに準備しておくと、翌朝に爽快な水出し紅茶が飲めます。

袋はジッパー付き。袋内面はアルミ蒸着素材で、新鮮な茶葉を長く楽しめます。